交流会以上セミナー未満。

なんだかんだ、連日ブログを書いている。

それは、わからないことが書いているうちにわかってくるからだ。

 

あの嫌われる勇気を書いた、古賀さんがこの本で、

「文章は分かっているから書く訳じゃない。わかりたいから書く」

と行った主旨のことを言っていて、なるほど! と思った。

 

僕は来年の春に、お世話になっている出版社で電子書籍を出す予定なんだけど、確かに分かっていることを書く方が案外難しかったりする。。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

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 で、今回のお題は、交流会以上、セミナー未満ってできるのかな?っていうこと。

 

僕も事業者だから、いろんな交流会に顔を出すんだけど、だいたい名刺交換して終わりだったりする。

一方で、セミナーというのは、基本話を一方的に聞いて終わりだったりする。

 

何か、丁度いいところのことってできないかな?

もしそれができれば、そういうのをやってみたいと僕は思う。

 

何が必要かを考えてみよう。

まず、なんで交流会は名刺交換して終わりなのか。

 

それは、お互いが仕事が欲しい人で、目的が一致する確率が低いからだと僕は思う。

お互いができることを相互理解して、新しい提案に結びつく前に、話が終わってしまうからだとも。

そうなると、「嘘でもいいから、何か誘う」みたいなのがコミュニケーションとしては常套手段になってくるんだけど、だいたいそういう人はなんかうさんくさい雰囲気や、ギラギラ感があったりして避けられてしまう笑

なんでなんだろうね、あれ。すごく不思議。

少なくても何も提案できない僕よりはずっと頑張っているのに・・・。

この世の理不尽である。

 

次にセミナーの受け身感について考えてみると、これはお客さんの目的は一致している。何か役に立つことを持って帰りたいってやつだ。

ただ、発信側と受け手側で対等の立場じゃないから、相互の発信に結びつきにくいというのが、弱点、なのかな。

 

間を取るためには、

・目的がそれなりに一致している

→役に立つこと、面白いことを見に来た など。

・提案をし合える土壌がある

→誰かが偉いとかではなく、遠慮しなくていいシステムが何かある。

という形になる。

 

一つ、そうしたい場合にハードルがあるのは、参加者の人の属性を限らなきゃいけない、ある意味、フィルターをかけなきゃいけないということになってくる。

 

ある程度、専業の人だったり、バックグラウンドがある人同士の会話になってしまう。

でも、それだけだと結局少人数のクローズドになり、業界人の会と何も変わらないという状況になってしまう笑

 

だとすると、ゲストを呼んで、ある程度身のあるトークを一緒にして。

皆が質問を用意、それをお題に名乗りたい人はその人に参加してもらって、議論をしていく。

という流れがいいのかもしれない。

タイムキーパーの仕事がすごく大事になりそうだけど、一方的なセミナーよりも何かしらクリエイティブな気はする。

あとは参加人数が少なめであることが大事かな。

多くて10人から15人ぐらい、という感じ。

来てくれるぐらいだから、きっとお客さんは何かしら情熱を持っている人たちのはず。

 

学生時代に似たようなことをやろうとして、コミュ力と事務力が足りなくて挫折していたものだけれど、大人になった今なら。

もしかしたら、できるのかもしれない。

 

あとは、マスタリング仲間やミキサー仲間が欲しければ、マスタリング体験会みたいなのも人数限定でやってみるといいのかもしれない。

そこで繋がりを作って、自分の周りの新しい概念や新しい世代に出会えたりしたら面白い・・・のかも?

 

試行錯誤してみてもいいのかもしれない。